子どもが不登校になると、将来はどうなるのだろうと心配してしまいますよね。
親として、子供の将来のことが気になるのは当然のことです。
不登校の子は、子ども自身も将来のことを気にしている場合が多いです。
自分でも将来のことが不安だけども、心と体が思うように動かないのです。
親子共に、心配の種は将来のことではないでしょうか。
不登校で学校を休み続けられるのも今だけ。
社会人になったらどうなるのか、気がかりですよね。
この記事で紹介する職業や方法は、私が通信制高校で受けもった生徒さんたちを根拠にしています。
全ての不登校の子には当てはまらないかもしれませんので、ご了承ください。
不登校の子におすすめの職業
不登校の子におすすめの職業は、家の中でも働けるものです。
例えば、
- イラストレーター
- プログラマー
- webデザイナー
- webライター
- インスタグラマー
- YouTuber
- ブロガー
こんな職業だと、家の中でも働くことができます。
高校生の子の親世代の方には「え?そんなん仕事になるん芸能人だけちゃう?」と思われる方もいるかもしれません。
しかし、時代は変わりました。
まず、イラストレーター。
絵を描く仕事です。
うちの卒業生がフリーのイラストレーターとして活躍しています!
彼女は不登校で、うちの通信制高校に転校してきたのですが、在学中からほぼ1日中絵を描き続けていました。
彼女の作品は安いもので1つ数万円です。
プログラマー。
プログラミングの技術を使ってゲームを作ったりする仕事です。
卒業生にはまだプログラマーはいませんが、私の知り合いがフリーのプログラマーです。
ほぼ在宅で仕事をして、年収は1500万円以上だったと記憶しています。
webデザイナー。
ホームページやブログのデザインをする仕事です。
デザインスキルを身につけていれば在宅でも働ける仕事です。
私の周りのWEBデザイナーは、元不登校だったり、人と対面するのが苦手だったりしています。
でも、みんな自分の得意なことを頑張って、生活しています。
在宅で働くって、昔は内職しかなかったかもしれませんが、時代も変わり、様々なことで収入を得ることが可能になりました。
今は、得意とするスキルを売り買いするマーケットができているので、いろいろな仕事があります。
例えばですがタロット占いができるなら、インターネット上で占いをして収入を得ることもできます。
在宅でできる仕事につくためには、今からやるべきことがあります。
不登校の子が在宅で仕事するために今からやるべきこと
- 仕事と思って練習する
- 仕事の成果を人に見てもらう
- 小さな仕事から受けてみる
仕事と思って練習する
得意なことを仕事にするためには、仕事と思って練習を積み重ねることが大切です。
なんとなく練習するのと仕事と思って練習するのとでは、上達スピードが違います。
仕事の成果を人に見てもらう
仕事と思って練習して、その成果を人に見てもらうことも大切です。
人に見てもらうことで、自分一人では気づかなかったことに気づくことができ、さらにスキルアップができます。
見てもらう人は、お父さん、お母さん、友達、通信制高校の先生でもOKです。
できるだけ多くの人に見てもらって意見をもらうのが良いこともありますが、年配だから良いアドバイスができるとも限りません。
時代は変わっているのですから、その業界を知らない人だとトンチンカンな意見を述べてくることもあるので、そこは調整してください。
小さな仕事から受けてみる
ある程度練習を積み重ねたら、実際に仕事として受けてみましょう。
仕事としてやってみるとなると、いろんな不安が出てくると思います。
そこで、いきなりプロとしてではなく、お試し価格で仕事を受けてみることをお勧めします。
イラストレーターであれば、1つ500円とか1000円とかでSNSのアイコンを描く仕事はお試し価格と言えるでしょう。
お試し価格での仕事を通じて、仕事を学んでいくイメージです。
でいくつかお試し価格での仕事を受け終えると、仕事をしていく自信につながります。
在宅の仕事で必要なスキルまとめ
最後に、在宅の仕事に必要なスキルについて説明します。
専門スキル
得意なことを磨いていけば、専門スキルになります。
卒業生でプロのイラストレーターとして活躍している子は、絵を描くのが好きで、得意で、ずっと絵の練習をしていました。
専門学校に行って専門スキルを身につけるのも良いでしょう。
しかし、学校へ行くだけが全てではないし、自己流であっても練習すれば専門スキルとなる可能性もあります。
文章でのコミュニケーションスキル
在宅で仕事をするためには、文章によるコミュニケーションスキルが必要です。
在宅で仕事をするメリットは、直接人と会わなくて済むことです。
しかし仕事をしていく上で人とのコミュニュケーションは必須です。
在宅での仕事の場合は、メールなど文章でコミュニケーションをとっていくことが多いことを想定し、文章のスキルを磨いていく必要があります。
文章の練習は工夫次第でいつでもできます。
例えば、普段の連絡手段がラインだとしましょう。
いつもは一言で返事をしたり、句読点をつけず返信しているならば、今日からは”いかに丁寧な印象を与えつつ、相手にわかりやすく伝えるか”を意識しながらラインの返信をするなどです。
また、通信制高校の提出物にも文章を書くものがありますので、雑にやり過ごさず、丁寧に文章を作っていく練習をするのも良いでしょう。
スキルアップは、工夫次第でいくらでもできます。
仕事というのは、出社する仕事ばかりではありませんし、必ずしも嫌な上司がいるとも限りません。